SORA棟
ヴィラハナサク軽井沢御代田の取り組み
villahanasaku軽井沢御代田は、SDGs実現に対する責任の一端を担い、課題解決とともに、
社会から、利用者から、取引先からの信頼を得るために、さまざまな取り組みを行っております。
エコアメニティシリーズとバイオマスマーク
私たちの施設では「シントワールド株式会社」の「エコアメニティシリーズ」を提供しております(シントワールド株式会社はバイオマス系のアメニティグッズなどを扱う、ホテル向けグッズの総合商社です)。
このエコアメニティシリーズには、再生プラスチックや籾殻(もみがら)などが使われていますし、包材も紙でできていますからエコといえます。
ボディタオル | オーガニックコットン
身体を拭くタオルにはオーガニック(安全に配慮したやり方で、自然の恵みを活かして栽培・生産された植物)コットン製のものを選んでいます。オーガニックコットンの栽培には、基本的に農薬や化学肥料がほとんど使用されていません。実は通常のコットンでも残留農薬などはほとんどないのですが、「栽培時の環境への負担の少なさ」においてはオーガニックコットンが大きく勝っています。
ブラシ・歯ブラシ | バイオマスマーク40
毛髪用のブラシや歯ブラシは「バイオマスマーク40」のものとなっております。バイオマスマークとは「グッズのバイオマス比率(生物資源の比率)が10パーセント以上」の製品につけることができます。
「バイオマスマーク40」の「40」とは、「グッズのバイオマス比率が40(40を含む)~45パーセント(45を含まない)」という意味です(最低10パーセントから5パーセント刻みで記載されます)。
バイオマスマークの認定
バイオマスマークには「No.○○○○○○(番号)」という記載もあり、これはグッズの認定番号です。「一般社団法人日本有機資源協会」のサイトにアクセスして、認定グッズを検索できるページにて、このナンバーをTC同様打ち込んで検索すると、グッズが表示されます。
これによってグッズについて把握できますし、「確かにバイオマスマークの認定を受けている」とチェックすることも可能です。
バイオマスマーク認定商品の検索 https://www.jora.jp/biomass_list/
「SDGs」に関するアピールをしつつ歪みのある主張をしたり、好ましくない行為をしたりする個人・組織も存在しないわけではありません。当施設は確実にそれを避けるべく、「社会的な意義がある」「環境に配慮している」などと自信をもって言える要素のみをアピールしております。
「SDGsについてのアピールをしつつも、具体的な良い行動をしない存在」にはなりたくないのです。
ハイクオリティなアメニティ
もちろん単にアメニティとして見た場合でもハイクオリティです。
当施設は皆さまに快適にお使いいただけるアメニティを選んでおりますのでご安心ください。
SDGsの視点から選んだ「シャボン玉石けん」
当施設はSDGsの視点から「シャボン玉石けん」を選び、皆さんにご利用いただいています。シャボン玉石けんの魅力に関してお話しします。
正真正銘の無添加石けん
合成洗剤や石けんに関しては、どれか1種類の添加物を使っていなければそれだけで「無添加」という扱いになります。よって「1種類の添加物だけ使わず、それ以外の添加物は特に考慮せずに使っている」という無添加石けんも珍しくありません。
ですが、シャボン玉石けんは「石けん成分だけでできた石けん」です。そのため真の意味でSDGsに配慮しているといえます。
自然への影響が非常に少ない
数ある合成界面活性剤の中には、人間の身体や生態系に有害であるものも少なくありません。また、今の時点で危険性が確認されていないものであっても、これからの研究によって「有害性がある」とわかるものがないとは言い切れません。
ですがシャボン玉石けんは石けん成分だけでできているため、
排水:海に流れてもほとんどは水と二酸化炭素へ分解される
石けんカス:微生物や魚類などのエサになる
となります。そのため環境への負担が非常に少ないです。
使用感の良い石けん
シャボン玉石けんには添加物が含まれていないためお肌に優しく、どの年代の方でも安心してご利用になれます。また、敏感肌・乾燥肌などの方にも向いています。
自然油脂に含まれる保湿成分である「グリセリン」が多少残っていますから、しっとり&ツッパリ感なしの、素晴らしい洗い上がりになります。
SDGsへの思い|「SDGs」を単なるアピールの材料にはしない

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html
SDGsでは17の目標と169のターゲットが設定されており、これらは「2030年までになすべきこと」とされています。
SDGsの17の目標 |2030年までになすべきこと
SDGsの17の目標とはこちらです。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 働きがいも、経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任、つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさを守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
これらの目標に関してどのようにお感じになったでしょうか(すでにご存知だった方はどのように感じたでしょうか)。
「大事なことであるが詳しくはよくわからない」「本当に2030年までになしとげられるのだろうか」という感想をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、すでに少し深くSDGsについてお考えの方の中には、「他にも目標やターゲットが必要である」「『達成』の定義を明確にする必要がある」などの意見をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
私たちは根本的な部分でSDGsに賛成しています。しかしあえて包み隠さずお伝えしますが、私たちとしてもSDGsの全要素に関して一切思うことがないというわけではありません。また、SDGsに関して積極的に学び、考えていますから、この先多少意見が変わることもあるかもしれません。
ただ、はっきりしていることがあります。それは「SDGsというワードを使うだけで良しとせず、私たちそれぞれができることをするべき」という発想です。
例えば「何も行動をしていないものの、SDGsに関して知り尽くしている人」よりも、「何らかの行動をしているものの、SDGsという言葉も知らない人」がいたとすれば、やはり後者の方が社会に貢献しているといえます。
そして私たちは「SDGsなどのいろいろなことについて考え続け、具体的な行動をし続ける存在」であることも掲げています。
私たちと共に考えてみませんか?
当施設のタオル、歯ブラシ、毛髪用のブラシなどをご使用になりつつ、「SDGsとは」「エコとは」「どのような行動するべきか」などに関して、わずかでもお考えいただけますと幸いです。
そしてご帰宅後も、
「マイバックやマイボトルを積極的に使用する」
「使わない家電製品のコンセントを抜く」
「食べ物は捨てずに食べ切る」
など、可能な範囲の行動を実行していただけますととても嬉しいです。
※無理をせず「可能な範囲」に抑えることも大切です。私たちも「可能な範囲」に抑えつつ行動しております。
また、ご家族の方などと、SDGsやエコなどに関してお話をして、意見を交わしたりしてみてはいかがでしょうか。
私たちの施設が「SDGsなどについて考えて、行動をするためのきっかけ」となることができれば本望です。ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。