【長野県 軽井沢 】職人館 （しょくにんかん）| 御代田町

職人館（しょくにんかん）は古民家を再生して作られたお店であり、レトロでおしゃれな雰囲気の中で絶品のそばを味わうことができます。「料理マスターズ」を受賞したことのある店主さんが作るそばのために、全国から足を運ぶそば好きもたくさんいます。

職人館で使われている食材は全部オーガニックですから、身体に入れるものへのこだわりがある方にもおすすめです。リラックスできる雰囲気の店内ですから、いつの間にか時間が経ってしまうことでしょう。

有名店ですから実際に訪れた方の口コミもかなりたくさんあります。興味のある方は「職人館　感想」などでインターネット検索をかけてみるのもいいでしょう（ただし口コミが投稿された時期によっては、現在とメニューが異なるかもしれませんから気を付けてくださいね）。

職人館

https://goo.gl/maps/NEGKkcrJfiQL7WgH6

田園が広がる穏やかな場所に店を構える職人館。大きな古民家をリノベーションしてできたお店は、レトロな雰囲気ながらもどこか新しさがあり、老若男女問わず楽しめる場所です。
古いタンスや電球などの小物も、雰囲気作りに一役買っています。

「古民家に見せかけた建物」も少なくありませんが、職人館の建物は正真正銘本物の古民家を再生したものですから古民家ファンにもおすすめです。

元が大きな古民家ですから、席は全34席とたくさんあります。ただし夜は予約必須でコース（おまかせのみ）となります。そのため自由に選びたい方はランチタイムに足を運びましょう。

営業時間は午前11時30分～午後3時/午後5時～となっています。定休日は水曜日・木曜日ですが、時期によっては不定休になることもありますから、事前に確認を取ってから訪れることをおすすめします。

シェフの北沢さんは1992年に職人館をオープンし、「料理マスターズ」の第1回でブロンズ賞、第7回でシルバー賞を受賞しています。料理マスターズは農林水産省が料理人を顕彰するための制度ですから権威があります。

「職人館」という名前と輝かしい受賞歴から堅いイメージを抱くかもしれませんが、北沢さんはとても穏やかな人柄で親しまれていますよ。

個性的なメニュー

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職人館のランチサービスは3種類あります。どれもユニークなネーミングで、それぞれ「そばと何かほしい膳」「館主の野遊び膳」「山里にきけ膳」という名前です。
シェフの遊び心が込められた膳であり、どれも食べれば舌鼓を打ちます。

• そばと何かほしい膳（2800円）：村の豆とうふ、季節の一品、佐久野そば
• 館主の野遊び膳（3800円）：村の豆とうふ、季節の二品、佐久野そば、茶菓、抹茶
• 山里にきけ膳（4800円）：村の豆とうふ、季節の三品、そば二色、茶菓、抹茶

価格が高くなるにつれてシンプルに品数が増えていくだけですから、「多く食べたい場合は値段の高いコースにする」という考え方で大丈夫ですね。

また、「本日の創作そば」というメニューもあります。こちらは文字通り日替わりですから、まずは相談してみましょう。メニュー表にも「ご相談ください」としか記載されていません。ワクワクしますね。

職人館のそばは塩で食べるのがおすすめ

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職人館のそばは「十割そば」です。村内産のそば粉を採用し、石臼挽きで使用されています。
職人館のつけつゆは出汁が効いていて甘めで美味しく、それだけでも飲みたくなるほどですが、まずはオリジナルで作られた塩で食べるといいでしょう。

よく「本当に美味しいそばでないと塩には合わない」と言われますが、絶品のそばと塩の相性は抜群です。そば用に作られた塩が、そばの風味と甘さを引き立ててくれます。
そば好きの方でも「これほど美味しいそばがあったのか」と驚くことでしょう。

蕎麦懐石

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職人館の蕎麦懐石の魅力の一つが、素材＋ドレッシング＋醤油の調和です。
毎日その日の朝に収穫した新鮮な野菜を使用しつつ、その野菜の甘みに合う、最高のドレッシングやソースを使っています。
まさに職人芸です。

固めの自家製豆腐＋シソの実＋醤油という比較的オーソドックスな組み合わせですが、職人館の手にかかれば「これほどまでに違うのか」という味わいに仕上がります。

冷製パスタ風サラダ

https://tabelog.com/nagano/A2003/A200302/20001680/

そばが入った冷製パスタ風サラダには、無農薬の野菜が使われています。「サラダ」と「そば」という斬新な組み合わせですが相性は抜群です。太めでコシの強いそばを採用することで、野菜のシャキシャキした食感に合わせています。

バルサミコ酢を使った酸味の強いドレッシングは、野菜の甘さにも、ときどき出てくるほのかな苦みにも合います。また、エディブルフラワー（食べられる花）とドレッシングも相性ばっちりです。

斬新なメニューを体験してみたいという方にもおすすめです。

そばがきを使用した甘味

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蕎麦懐石のラストを飾るのは、そばがきを使用した甘味です。
「そばは好きでも、そばがきは避けたい」という方も少なくないと思います。
ですが職人館のそばがきの特有の食感と、品のある甘さの甘味はしめにうってつけです。

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職人館へのアクセス

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佐久平駅から車でおよそ30分、軽井沢駅からは車でおよそ1時間です。タクシーなども使いつつ足を運ぶことをおすすめします。

バスなら、岩村田駅から「望月バスターミナル」を経由して、「新町」バス停から歩いて2分などとなっています。ただしバスの本数が多くはありませんから、事前に時刻表をチェックしておくといいでしょう。