白糸の滝の高さはわずか3メートルですが、横幅は70メートルあり、綺麗な水が静かに落ちてくるためとても美しいです。周囲の樹々の緑色とのコントラストも素晴らしく、一度目にしたら忘れられません。
しばらく滝を眺めたり水の音に耳を傾けたりすることで、心身ともにリラックスできることでしょう。白糸の滝は日々のお仕事やプライベートで疲れている方にもおすすめです。
また、秋は紅葉も美しく、白糸の滝がより映えます。さらに春は新緑、夏は太陽の光、冬の雪景色など、どのシーズンに足を運んでも「自然との美しい調和」と楽しむことができますよ。
白糸の滝

https://goo.gl/maps/3XcwCQKbU6pYmckY9
白糸の滝は「白糸ハイランドウェイ」沿いにあります。白糸ハイランドウェイは北軽井沢エリアの群馬県との県境にあり、白糸ハイランドウェイのオフィシャルサイトのトップページにも白糸の滝の写真が掲載されているほどです。
湾曲したフォルムにはナチュラルな美しさがあり、国の天然記念物に指定されています。軽井沢観光、特に自然を眺めることをメインとする観光をするのであれば、見逃すことのできない場所と言えるでしょう。
「滝」ですから体力がないと眺めることのできる場所に行けないというイメージがあるかもしれません。ですが白糸の滝は、車で訪れることのできる位置からたった150メートル程度のところにあります。そのためお歳を召した方も、お子さんも、体力に自信がない方でも気軽に足を運ぶことができます。
移動することも簡単にできますから、「時間を使ってじっくりと白糸の滝を楽しむ」のも、「他の場所への観光がてら白糸の滝を見ておく」のもいいでしょう。
滝までは砂利道ですからサンダルやハイヒールで向かう人は特に気を付けなければなりません。心配であれば、白糸の滝に行くための靴を用意しておくのもいいでしょう。
ただし長靴を履くと歩きにくくなってかえって危険かもしれませんからあまりおすすめしません。あくまで一般的な運動靴などで十分です。
滝までの道のりにも小川が流れていて癒されます(信濃川につながる小川です)。急いで歩くこともありませんから、のんびりと川の音や森林浴を楽しむといいのではないでしょうか。
また、滝のそばは空気が冷たいですから、羽織ることのできる衣類を持っていくと安心です(もちろんウィンターシーズンには本格的な防寒着が必要となります)。
白糸の滝の源流

https://goo.gl/maps/3XcwCQKbU6pYmckY9
白糸の滝の高さはたった3メートルです。しかし横幅が70メートルもありますから迫力があります。この白糸の滝の見た目を「自然のステージ」と表現する人もいます(円形のステージのように見えるのです)。
高さが低い分、水の音は小さいのですが、だからこそ幻想的な雰囲気があり、「滝」としては特有の魅力があると言えるでしょう。
多くの「観光スポットとしての滝」では豪快な落水を見て、歓声をあげることになりますが、白糸の滝では穏やかな表情で滝を眺めている方が多い印象です。
一般的に「滝」というと、「自然な段差があって、そこで水が落下する場所」のことを指しますが、白糸の滝は「湧水がしみ出ることで成り立っている滝」です。
白糸の滝の上流に川は存在せず、浅間山の伏流水が湧き水となっていて、その湧き水が「滝」として成立させているのです。そばで見ると実際に湧き水が出ている様子がわかりますよ。
また、季節にもよりますが、湧き水はあまり冷たくありません。気持ちいいですから、ぜひ触って確かめてみてくださいね。あくまで「湧き水」ですから飲むこともできます(※安全な湧き水ではあり実際に飲んでいる観光客もたくさんいますが、心配な方はやめておいた方がいいと思います)。
そして一般的な滝は天候によって「透明度」や「水量」が変化しますから、観光で訪れるのであれば天気に注意しなければなりません。場合によっては水が濁ったり、水量が増えすぎて美しさが損なわれたりするケースもあります。
一方、白糸の滝は湧き水でできていますから、天候の影響をほとんど受けません。いつ訪れても水の透明度が高く、水量も安定しています。
ウィンターシーズンのライトアップ

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ウィンターシーズンの白糸の滝では、期間限定のライトアップが行われます(プロジェクションマッピングを使います)。色を帯びた白糸の滝もまた幻想的であり、普段とは違った様子に対して、静かに熱狂してしまうかもしれません。
ライトアップが行われる日程や時間帯は年によって変わりますから、前もってオフィシャルサイトでチェックしておきましょう。また、ウィンターシーズンですから防寒対策もしっかり取ってください。
白糸の滝についてのトリビア

https://goo.gl/maps/3XcwCQKbU6pYmckY9
長野県の白糸の滝の音が、大滝詠一さんの「ナイアガラ・ムーン(アルバム「NIAGARA MOON」に収録)」という曲の冒頭で使われています。ナイアガラの滝をイメージした曲なのですが、当時アルバム作りを手伝っていた山下達郎さんが白糸の滝に足を運んで、録音しました。
世代によっては凄さが伝わりにくいトリビアかもしれませんが、中高年の方が白糸の滝に観光に行く場合は、途中の車の中などで教えると盛り上がるかもしれませんね。
ただ、「白糸の滝」と呼ばれる場所は日本各地にいくつかあり、「ナイアガラ・ムーン」で使われたのはあくまで、「長野県の白糸の滝」です。どなたかに教える場合は間違えないようにしましょう。
店名 | 白糸の滝【長野県 北佐久郡 御代田町】白糸(しらいと)の滝 |
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URL | https://fujinomiya.gr.jp/guide/170/ |
住所 | 北佐久郡軽井沢町長倉(小瀬) |
お問合せ | 0267-42-5538 |
開館時間 | なし |
休館日 | なし |
villahanasaku軽井沢御代田から車で | 約37分 |
スタッフコメント | 北軽井沢エリアにある「白糸(しらいと)の滝」 群馬県との県境、「白糸ハイランドウェイ」沿いにある、湾曲したフォルムが美しいと話題の観光スポットです。 |